表舞台に出ない理由
Q:
ここで、また一つ疑問が生まれます。
なぜ、「エグゼクティブ・コーチとしてのパイオニア」としてある一定の実績を残し、かつ現在も活躍し続けているにも関わらず、そういう情報をSNSなどにPR、開示、主張しないのか?
また、クライアントの承諾さえ取れれば、そういった企業と笹川さんの取り組みも公開できるにもかかわらず・・・
その真意はどこに?
笹川さん:
いつも会社や経営者仲間といる時に、自信と威厳に溢れている社長・・・
そんな社長が教えを請うている誤解を持たれる可能性がある、また年若き私のような人間であれば、表舞台に決して出ていってはいけないんですよ・・・・
また、クライアントに関係する重要性、かつ極めて高い情報を把握する私の存在は、誰からも見えぬようにしておくことが、誰も傷ついたり、嫌な気分にならないでしょ・・・
私が見聞きしていることは、一切合切、成功話も失敗話も墓場まで持っていかなければね・・・
こういう考えに至ったのは、社会へ飛び出した若き頃より「誰と付き合いがあるか」ということをむやみに口外しないことを、財界人から教わったことがあるでしょうね・・・・
特に、私が置かれている立場と、御付き合いをさせて頂いている著名な方々なら、なおさらです・・・
どこで、どのように繋がってしまうか細心の注意を怠らず言動行動をとらないとね・・・
だからこそ、当時35歳という若造であった私に、年配の経営者からエグゼクティブ・コーチを数十社も密かに受任できてきたのだと思いますよ・・・