ペルソナが綴る日々

精神障害者保健福祉手帳3級のうつ・発達障害当事者が綴るブログ

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経営テーマを自らの力で見つける

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笹川流エグゼクティブ・コーチとは?

Q:

コーチン」という言葉は聞いたことはあります。ただ、エグゼクティブ・コーチとは、初めて聞きます。どんなことをするのでしょうか?

 

笹川さん:

実は、当時私自身もこの取り組みが、エグゼクティブ・コーチという認識がほとんどなかった・・・だって、「コーチン」なんて言葉が、まだなかった時代だから・・・

 

だから何を隠そう・・・私はコーチングも心理学についても過去にきちんと勉強したことがない・・・

 

ペルソナさんが読んでくれた書籍、その後の『笹川流』に書かれているようなことを、今から18年前から地でいっていたんです・・・

 

では少しだけ、コーチンについて答えましょう・・・

 

コーチングの歴史は、1970年代にアメリカの有名な研究所で普及活動が始まり・・・

 

私自身も・・・高校時代のアメリカン・フットボール部の日系二世の監督から、そしてカナダ留学時代にホスト・ファミリーの御父さんから、その存在をうっすら知っていました。

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日本では、1991年に初めて紹介されたと記憶している。

 

一般的に「コーチン」とは、コーチ自らがクライアントの問題を解決することはなく、「クライアントの変化や課題解決に向けた大きな力」をコーチが与えると言われている。

 

では、「笹川流エグゼクティブ・コーチ」で説明すると・・・

 

オーナー経営者専門コーチ
※サラリーマン社長、雇われ社長は対応不可。

 

【コーチである笹川との対話を通して、経営者が経営者自身、事業展開などにとって本当に大事な経営テーマを自らの力で見つける、そのきっかけをつくるのが役割】

 

事業経営及び事業運営について、私から時にはミクロに、マクロに、あらゆる角度から飛び出す数々の質問・・・

 

これに対して、経営者自身の脳ミソと心と真と向き合いながら・・・答える、考える、答える、考える・・・を幾度も繰り返していく・・・

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 つまり、物事を自由に、広く、そして深く考えることの本当の意義を会得してもらう・・・

 

必ず、そこから事業進歩にとって、不可欠であり、盲点となっていた気づきが、自身から生み出さられる・・・

 

私は、何度もそういう光景を見ているので・・・
答えは、経営者の中に必ずあるんだよ・・・

 

その結果、

企業の業績、しっかりと伸びる

・経営者に精神的な安心感が生まれる

・本当に取り組むべき課題、目標、目的がはっきりする

 

本来、経営者をやっていれば、社内になくてはならない最も重要なインフラが、社外ではあるが整備されるわけ・・・

エグゼクティブ・コーチ人生

 

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一冊の自費出版から表現されるお役目と思い 

Q:

実は、笹川さんが38歳前後に、20名の同世代と一冊の自費出版をされていますよね・・・

 
その中で、笹川さんの御役目とその思いが、比較的ハッキリと表現されていました。そのあたりをお聞かせください。

  

笹川さん:

あの本の存在を知っている人間は、ほとんどいないのに、読んでくれて有難う・・

  

私が35歳(1997年)・・・

 
自分よりはるかに年上の経営者からお金を頂戴しながら、今でこそある一定の評価を頂けるようになることができた、あの話ですね・・・

  

当時クライアントであったお二人の経営者が、私に真剣に熱く伝えて下さった言葉・・・

 
そこから、私の人知れず、影武者のようなエグゼクティブ・コーチ人生がスタートしたわけです・・・

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私は、そのお二人の話してくださった言葉を、どんな嫌なことがあっても耐えてこれたもの・・・今までもその言葉は忘れることはありません・・・

 

【笹川さんは、若いながらも今まで過ごしてきた、人生の体験から吸収してきた稀有なエッセンスが、身体に間違いなく宿っていることは、私にはわかる。

 
厳格な経営者の父がいる家庭で育ったこと。
家業である同族経営に携わり、社長に就任したこと。

 
一流経営者と称された方々との親交の深さ。まだ、御若いのでその自身の貴重な宝物には気付いていない。

 
しかし、その誰もが持っていない武器を、今後は日本の中小企業のなかにおいて、良識ある経営者へ分配して欲しいと切に願う。】

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【世の中には、経営者は吐いて捨てるほどいる。
 
そのなかで、笹川さんの縛られぬ、とらわれぬ、かたよらぬ、拡大鏡なような物事を押さえていく術は、何ものにも勝る叡智が、そこには隠されている。

   

どうか笹川さんには、世界を、社会を、産業界を、自由に眺め、笹川さんでしか見えないその景色、示唆を次世代の経営者にも授けられるような存在であってほしい。】

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質問からちょっとずれた回答になっていない?
ペルソナさん・・・

 

コンサル・ファームと「ドラえもん」

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笹川能孝事務所と笹川経済支援機構

Q:

では、株式会社笹川能孝事務所及び一般社団法人笹川経済支援機構は、どんな活動をされているのでしょうか?

 

笹川さん:

私が40歳の時に、61歳と62歳シニアと3人で出資し設立して、「コンサルティング・ファーム」として活動を始めたのが笹川能孝事務所・・・

 

事務所設立5年後に、シニアの提案を受けて・・・


社会のお困りごとをどうやったら解決できるだろうかと「ドラえもん」のような役割を持たせるイメージとして始まったのが、笹川経済支援機構・・・

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先ほど前記した、私の現在までの【歩み】を読んでもらうとわかるはず・・・


それをペルソナさんが読まれて興味が湧いたら、改めて今回のような企画をされたらどうかな・・・

経営者の気の流れが変わる

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 「これは」という人間的特徴

Q:

では、そうやって笹川さんと奇跡的に出会い、門を叩いてくる経営者には、やはり経営者として「これは」という何か人間的特徴があるのでしょうか?

 

笹川さん:

名刺コレクター、金融資本主義みたいな人は、来れないでしょうけど・・

 

まあ、例えば、

 

・「業界の常識を変えたい」

・「階段を一段も二段も上に登りたい」

・「良き経営者像に近づきたい」

 

といった正しき野心をもった経営者が、多いかな・・・

  

そして、明確であっても、不明確でも現状の自分を「何か」、もっと違う次元で持っていきたいと意識がある経営者って表現すればいいかな・・・

 

 でもね、実際問題、私と出会ってから、経営者人生がより深く、質の高いものへ昇華するケースは、大袈裟ではなくて、私自身が目の前で数多く見ている・・・

  

本人もびっくりされますが、その変身ぶりというか、「気の流れが変わった」とでも言いましょうか・・・

  

私なんか特段何もしていないんだけれども・・・
私と関わる人間が、良く変わってくれることは嬉しいものだよ・・・

 
ペルソナさんにも期待をしているからね・・・

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【笹川流】会合での振る舞い方

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Q:

そういった会合にも足を向けるとは、正直想像していませんでしたので驚きです・・・

その場合、笹川さんは会場ではどんなように振舞われて、過ごされるのですか?

  

笹川さん:

これは若い頃に先輩に教えてもらったのことを実践しているんだけど・・・

主催者も知らない会合でも、ひな壇の最前方のセンター周辺に陣取るようにしている・・・

 

ほとんど、その場所からは離れず、壇上に上がる人のスピーチを聞きながら勉強させもらいながら、主催者との関係性など人間観察をする・・・

  

懇親タイムに移行したら、仕事ができそうなコンパニオンを捕まえて、適当に食事をテーブルに置いてもらい、「これは」と感じた大御所や著名にご挨拶をして回る・・・

  

最近では、ほとんど着物で出かけるので、日本伝統芸能の家元くらいに見られているから、誰も名刺交換には寄って来ない。

  

「結界を張る」という意味もあるが、そのなかでも怖いもの見たさの人、はたまたきちんと気構え正されてご挨拶に来られる方は稀にいる。

 

信用たる人間であるか見定めるにも私なりの懇談を進めるかな・・・

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 だから、そういう場所で経営者が私と偶然にも知り合うケースは、奇跡的ですね・・・

 

言い忘れましたが、主催者から来賓格でお邪魔をさせて頂く際には、主催者の大事なお客様をお引き合わせいただきますので、失礼の無いような応対は慎重にしますよ・・・

  

それで、数日後、「ご挨拶がてら」ということで、経営者から面談のご連絡が入ることも少なくない・・・

  

私の信条は、面談希望は余程のことがない限り、お会いするようにしている・・・

むろん、面談するのに費用もかからないのでご安心を・・・

  

ただ、最低限お願いしているのは、事前に私の思想、価値観が、多分に表現されている「笹川流」はご一読頂くようにお願いはしていますがね・・・

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永続する経営者の創造を求めて

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Q:

では話題を変えて、

株式会社笹川能孝事務所の社是「永続する経営者の創造を求めて」とありますが、このフレーズに込める想いをお聞かせください。

  

笹川さん:

オーナー経営者は、たすきを渡すことができずに、「孤独なランナー」として走り続けることを決めた人間・・・

  

経営者人生には良い時も悪い時もある・・・
でも、誰からも称賛の声は聞こえてこない・・・

  

そんな経営者に、「信頼・信用・安心・安全」という担保が保証される第三者存在がいれば・・・

  

経営者のための社外相談役又は社外経営企画室のような役割があれば・・・

正しい事業推進の一助となれば・・・

  

私は、一時的にぱっとあがる華やかな巨大な花火よりも、いつまでもしぶとく消えない「線香花火」のような経営者を日本社会に一人でも多く創造していきたい・・・

 

Q:

ふと思ったことは、、経営者が笹川さんと知り合うきっかけって、そもそもあるんでしょうか?

  

笹川さん:

ほとんどないね・・・圧倒的に多いのは、知り合いの経営者及びクライアントから紹介されて3人で会うケース・・・

  

それ以外では、やはり経営者が集う会合、勉強会、宴席・・・大きな会場で開催されるものから、少人数のものと・・・いろいろなケースがあるね・・・でも、本当に年間を通して数回程度かな・・・

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友達は、性別なし「孤独」

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TOGAさんによる写真ACからの写真

 

Q:

では、唐突な質問で恐縮ですが、

笹川さんのことをいろいろ調べていて一つ気になることに気付きました・・・

笹川さん自身の現在→未来のような風の流れのようなものは感じられるものの、

現在→現在、過去→現在が、意図的に抹消もしくは隠されているのではないか・・・

その辺はいかがなものでしょうか?

 

笹川さん:

実にいい考察だね・・・さすがだな、ペルソナさん・・・

 

まず、過去→現在についてね・・・

ペルソナさんの指摘通り・・・

私、過去にこだわりをもたない人間・・・

 

「歴史」という人類の史実は、これから来るであろう未来に生かせることも多分にあるのである程度は勉強もしているし、まだまだこれからも深めていきたい世界と考えているが・・・・

それと自分の過去を携えて現在、未来を歩んでいくことには、明確に太い線一本でぶった切るように生きるように意識しています。

 

「こんなことやってきました」とか「誰々と一緒だったか」・・・

昔のことを聞かされる相手の身にもなるとね・・・

 

それ以上に、私が、多くの人々に、同じ話をオウムの如く説明するのが、単に面倒くさい・・・・

 

そういうことも影響あってか、人にかまうのも、人にかまわれるのも、嫌・・・

 

だから、私の場合、長い付き合いと呼べる人間が、ほぼいない・・・

だいたい、3~5年周期で付き合っている人が自然と総替わりする・・・

大人になったから、こういう表現してもいいと思うだけど、、

「飽きがこない人間」がいないということ・・・

 

友達は、性別なし「孤独」という奴がいるだけ。

奴に私が嫌われたら、社会から私はさっと消えて無人島で一人生きますよ・・・

私にとっては、友情なんかと比較にできぬほど、唯一無二のような存在だからね・・・

 

次に、現在→現在も同じく・・・

一週間前のことは、私にとってはもうすでに「大昔」のこと・・・変でしょうか?

 

ただ、「笹川流」にも書いてあったと思うけど、本年12年を迎えた、経営者の会員制倶楽部「SSA」のメンバーは、奇特な人たちだと思うよ・・・

だって、こんな傍若無人で、わがままで、身勝手な私と数年以上にもわたり離れず、付き合えるんだからね・・・私にとっては、飽きがこない経営者って証明・・・。

 

ただ・・・本年4月7日に大変公私にわたりご指導を頂いた師匠が、88歳の人生の幕を静かに閉じたのね・・・でも、この20年近く、あることがあって以来、ほとんど言葉を交わしていなくて・・・

 

そこで、その師匠に長年の感謝の気持ちと、活動のご報告もできなかったお詫びに、現在までの【歩み】を認めたものがある。

 

もう「死んだ笹川能孝」のことは、それ読めばおおむねわかるはずだから、ペルソナさんにあとで渡すよ・・・

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